石住メモ 愛の1440日


分倍河原のクニトシ君も、津田沼のコウイチロウ君もお楽しみのこのコーナー『石住メモ 愛の1440日』第2弾いってみようー!


FILE 2


〇ワンカット・ワンシーンなのだ

解説
「ワンシーン・ワンカット」ではない。それはあくまでもシナリオに従属した考え方だ。

「ワンカット・ワンシーン」は、「書かれたもの」としてのシナリオの流れに寄り添いつつ「撮るもの」としての映画独自の流れをつかみ出すための、新しいシナリオの読み方である。

浦井 
 これは、西山さんの最大の発見やね。最近観た映画では、同期の居原田眞美が撮った『泥棒猫』がこれを実践しとりましたな。(多分また上映会すると思います。是非。)

西山
 これは発見というようなものではなくて、ある理想的なイメージだ。たとえて言えば、日本で手紙を出すとき、県、市、区、町、番地、宛名の順に書くが、これがいわゆる「ワンシーン・ワンカット」の原理であり、そこではカットはシーンという単位に従属している。多くの「長回し」が退屈なのは、そのことに無自覚だからだ。一方、外国ではまったく逆に、まず宛名、番地、町、区、市、県、国名の順に書く。これが「ワンカット・ワンシーン」のイメージで、ひとつひとつのカットは恐ろしく自立的に存在しながら、その集合体は間違いなくシナリオで設計された物語を描き出している。なんかわかりにくいか。ここで言う日本と外国の違いはあくまでも例えであって、実際の映画とはまるで関係ない。



〇やることが無くなった後に何をするかなんだよなー

解説
 これは1959年の時点ですべてやりつくされてしまったと感じたヌーベルヴァーグの感慨と無縁ではない。1995年、すべての酒は飲み尽くされてしまった。では、われわれは何を飲めばいいのか?…という非映画的な感慨ではある。そして、ついに、われわれは新しい酒の飲み方を発見する。

浦井
 そう我々はいつだって非映画的! 歴史は宴会から生まれるのです。

西山  宴会と言えば、必ず、「乾杯!」と言ってから酒を飲む。が、われわれは、飲んでから「乾杯!」と言う。これが答えだ。

 

〇TVのコントと映画の真ん中の様なものを作りたい


解説
 テレビがつまらないのは映画的じゃないから。映画がつまらないのはテレビ的じゃないから。まるで、違う二つの土俵で同時に相撲を取ってるような話だ。

浦井
 ここから『稲妻ルーシー』は始まった。それにしても『見ごろたべごろ笑いごろ』はおもろかったなー。『ムー一族』とか。『トミーとマツ』観たいなー。そや、そんな映画作ろ!

西山
 僕はそんな映画作りたくない。第一、外国には土俵なんかないのだ。

 

〇ダウンタウンは浜ちゃんが面白い

解説
 もちろん松本人志は面白い。でも、浜田がいるともっと面白い。ひとりのジョン・レノンよりビートルズのほうが面白い。

浦井
 ある日、我が家に4講師(万田、西山、井川、植岡)がそろった時。ボクが「万田さんはジョン、西山さんはポール、井川さんはジョ?ジ、植岡さんはリンゴ」って言うたら、植岡さん目むいて怒ってたなー。

西山
 植岡さんはジョージが好きなのだ。それはともかく、創造は「つっこみ」を必要としているらしい。「人に笑われるようなアイデアでなければ、本当のアイデアとは言えない」と誰だったか実際に優秀な技術者の人が言っていたが、斬新な発想は「ボケ」に似ているものらしく、ヘタをすると単なる冗談として見過ごされてしまうところを、優秀な「つっこみ」が驚くべき反射神経でそれに反応することで、初めてひとつの創造が立ち上がるのだ。

 

〇『天才伝説 横山やすし』を読んだかコノヤロ−

解説
『おかしな男 渥美清』は読んだかコノヤロー。  

浦井                                   
 この本読んでやすし師匠のこともっと好きになりましたわ。昔エレベーターで二人きりになった時「お前、でかすぎる。売れん!」と言われた。恐かったー。ファンタジスタに乾杯!

西山
 名前の最後に「し」が付く人は偉くなりがちなのだ。まして「し」の付く人がコンビを組むと最強だ。

浦井
 いとし・こいし、やすし・きよし 、たけし・きよし 、松本ひとし・浜田まさとし
 ほんまや。 アッ! 矢部ただし・浦井たかし・・・ほんまや。    

 

〇『天才伝説 横山やすし』を読んだかコノヤロ−

解説
『おかしな男 渥美清』は読んだかコノヤロー。  

浦井                                   
 この本読んでやすし師匠のこともっと好きになりましたわ。昔エレベーターで二人きりになった時「お前、でかすぎる。売れん!」と言われた。恐かったー。ファンタジスタに乾杯!

西山
 名前の最後に「し」が付く人は偉くなりがちなのだ。まして「し」の付く人がコンビを組むと最強だ。

浦井
 いとし・こいし、やすし・きよし 、たけし・きよし 、松本ひとし・浜田まさとし
 ほんまや。 アッ! 矢部ただし・浦井たかし・・・ほんまや。    

 

〇ショック、ショック!ショック!ショック!

解説
 予言どおり、だれも読んでいなかったので。ちなみに「オセロー」も読んでないよね。

浦井
 読んでまへん。今は『映画の魔』よんで魔。

西山
『運命人間』は「オセロー」に似ているとも言われた。浦井君の顔のようにいろんなものに似ているらしいのだ。

 

〇『ラストエンペラー』なんて、つまんない
 『うそだー!』(松村)

解説
 素直な映画青年松村を挑発。最近では『ミスティック・リバー』なんてつまんないと言った。松村が「うそだー!」と言ったかどうかは不明。

浦井
 その時、松村はテーブルを激しく叩いた。倒れそうな酒瓶を浦井は押さえる。石住は一部始終をメモにとる。宮田は寝ていた。あぁ完璧な連携。青春の日々。

西山
 青春なんてコントみたいなもんだ。

  


続く・・・

『運命人間』(監督:西山洋市)



映画番長シリーズ第三弾「ホラー番長」!
送られてきたビデオ通りに起こる、戦慄の出来事!



映画道バナー  


もっと地下映画