中原翔子のコラム


復活!“中J”ベストセレクション(笑)

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月刊DVD&ビデオVISION(日之出出版)連載
<中原翔子のJ-MOVIEな人たち>


 第十二回 俳優・木下ほうかの巻 (2001年10月号掲載)

 そこは、ひなびた温泉町だった。

温泉芸者好奴に扮したわたしは、似合わぬヅラ(笑)と慣れぬ演技に悪戦苦闘
控え室に戻るたび、落ち込んでいたものだ。

が、ある時、わたしの視界に、鏡の前で真剣に眉毛チェックする男…いや、女…
オカマがッ(爆笑)。
緊張でこわばったわたしの顔に、笑みが戻る
オカマキューリに扮したその人は、艶やかな微笑でこう尋ねた。

「わたし、キレイ?」

すっかり魅了されたわたしは、その人のことを“キューちゃん”と呼び、なついた。
その人はわたしを“スーちゃん”とは呼ばなかったけどネ(笑)。
いつからだろう? その人をフツーに“ほうかサン”と呼ぶようになったのは…。

 出会いから7年。最近はなかなかお会い出来ずにいるが、
知り合った最初の2年間は、よく一緒に飲み、色々な方を紹介して頂いた
どちらかと言うと人見知り気味だったわたしに、
人との接し方を教えてくれたのはほうかサンと言っても過言ではないだろう。

ホント、感謝してます。

 そんな恩人、ほうかサン出演の『陰陽師』(東宝配給)が
10月6日より全国公開される。
長岡京の帝、桓武天皇に扮したほうかサンだが、なんて役柄が幅広いんでしょう!!

オカマ”から“ミカド”まで!!!

出番は数シーンだけれど、高貴な立ち居振舞いは“キューちゃん”の
仕草を彷彿とさせる。優雅ァ♪

 ほうかサンの出演作はまだまだ続く
ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』(東宝配給)、
殺し屋1』(プレノン・アッシュ配給)、
さらに来年には『コンセント』『竜二 Forever』が公開。

そしてそして、ほうかサン初監督作の『17才』も公開予定だそうで、
年末から来年にかけて、いよいよ“ほうかブーム”の到来かッ!?

 で、そろそろじゃないですか?
ふたたびオカマ、いかがですか?
キューちゃんの微笑、また見せてくれませんか?
あの微笑で一言

「わたし、キレイ?」

これで観客は魅了され、ブーム拍車が掛かるハズ…
そう思ってるのは、わたしだけかしら?(爆笑)。



 第十回 監督・渡辺一志の巻 (2001年8月号掲載)

 わたしのホームページの
掲示板に、時々アヤシイ書き込みがある。

ビジターQです」

渡辺一志、
24歳。職業、映画監督
俳優として出演した『ビジターQ』(シネロケット配給)の仕上がりが
相当
ショックだったのだろうか、ビジターQだった過去
封印すると宣言している!? 渡辺さんだが、
なーんだ、なんだかんだ言っても
気に入ってるんじゃん(笑)。
それに、作品中
唯一ヨゴレキャラじゃないわけで、
封印なんかする必要ないし、
わたしがさせない(爆笑)。

 『
ビジターQ』の撮影中、待ち時間はとにかく寝ていた渡辺さん。
いや、起きている時もあったとは思うが、
わたしと2人きりの時は確かに寝ていた!!

だから
喋った記憶がない(汗)。

初めて親しげに
会話を交わしたのは、実はネット上だったりする(笑)。
渡辺さんも
ご自身のホームページをお持ちで、
そこから察するに、どうやら彼も
オタク(爆笑)。
わたしとは方向性が若干違うが、
同類ではないか
一気に
親近感ッメールマガジンまで購読中のわたしである(笑)。

 『
ビジターQ』で共演者全員

「自分
だけ格好良くてズルイ!」

言われまくった渡辺さん、監督作品であり、脚本や主演も兼ねた
19』(ギャガ・コミュニケーションズ配給)での彼は、更に輪をかけて格好良い
でも『
19』の場合、出演者全員格好良いのだ。

これが“
渡辺美学”なのかしら?

なるほど、
ビジターQだった過去を封印したい気持ち、ちょっぴり分かった気がする。
でもやっぱり封印なんかしちゃ
ダメズルイ

 ある夜、
酔った勢いで!? Vオリ『肉体警備員 裂かれた制服』(TMC)への
出演打診したわたし。
渡辺さん、わたしの
胸や股間を触る役(爆笑)と聞き、
引きつった笑みを浮かべていたっけ(笑)。
結局、出演してもらえなかったけど、渡した
サンプルビデオは観てくれたかしら?

テンション高い時に観ます」

言われたきりなのよねぇ(苦笑)。
渡辺さんのホームページの掲示板に、
催促の書き込みしようかな…

酢漬けです。感想乞う!」



 第七回 監督・望月六郎の巻 (2001年5月号掲載)

 そこのアァタッ、新宿2丁目を
パンツ丸出しで歩いたことある?
わたしはある(笑)。
望月監督もある(爆笑)。
ふたり仲良く、
パンツ丸出し2丁目巡回(大爆笑)。
モチロン偶然でも酔った勢いでもなく、ほとんど
シラフでこの行為、
やってみると…案外
キモチイイ!?

で、このツーショット、なんか
だと思わない? 思うよね。
そう、わたしは
望月作品に出たことがナイのだッ!
ふたりをつなぐのは
禁断の園!? 新宿2丁目ッ(自爆)。

 ま、そもそもの出会いは、Vオリ
『くノ一忍叫伝』(銀河映像)も
大好評の
石川欣(均)監督の紹介。
お互い人見知りで、あいさつ程度の
地味な初対面(苦笑)。
それが、気付けばそろって“
パンツ丸出しおバカコンビに変身!

Gパン脱いで散歩しようぜ!
六ちゃん、マジで言ってる!?
中原なら出来るよな? な?
…やってやろうじゃないの!

わたしってば、こんなことにさえ“
負けず嫌い”パワーを発揮する。
ノせられて、
思うつぼだ(汗)。

 そんな2丁目パートナー、望月監督…いや、いつも通り
六ちゃんと呼ぼう…の
『弱虫 チンピラ』(グルーヴコーポレーション)を鑑賞。
六ちゃんと言えば、
世の中年男性の夢を映像化する監督、
という印象の強かったわたしだが、主演に
北村一輝くんを迎えていて新鮮

主演=中年助演=若手という、従来の六ちゃんスタイルもイイのだが、今回のように
主演が若手フェロモン俳優だと、女性ファンも感情移入しやすいというもの(笑)。
しかも
エロスは従来通り、激しく切ない。
より広い客層にウェルカム! な仕上がり、
さすがだわッ!!

 次回作が
時代劇という六ちゃん、どうやら怪談ものらしい(驚)。
うぅむ、これまた新鮮! 
完成が楽しみだ。
二丁目の友として(笑)、六ちゃんの活躍はとてもうれしい

ただね、一つだけ
お願いがあるの。
望月作品の
オーディションに行った時、
中原のことは良く知ってるし」って、
他の人の3分の1の時間で
切り上げるのはヤメてッ(爆笑)。
わたしも一応
女優なんだからさ!?




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